No.34 ITを活用した物流の効率化調査 【調査研究報告26】
現在、ITは物流業にとって必要不可欠なツールとなっており、JR貨物においても、さらなる物流効率化のために高度化すべき技術となっている。そこで、他の輸送モードや荷主企業におけるIT利用の実態を調査し、JR貨物がITによる物流効率化を進展させるに当たっての基礎資料を作成することを目的とし、調査を実施した。
本調査ではまず、荷主企業のIT利用の現状と課題について整理した。荷主企業へのアンケート調査では、IT導入の物流面でのメリットとして、「事務コストの削減」が最も重要視されており、「省力化」や「納期の短縮」も重要視されていることが明らかになった。また、RF-IDの活用等、荷主業界のIT導入による効率化のケーススタディを実施した。
続いて、トラック事業者・鉄道事業者・港湾・倉庫業における貨物追跡システム等のIT利用の現状を整理した。港湾では、海上貨物通関情報処理システム、倉庫業では、倉庫管理システムやシミュレーションソフトを利用した倉庫運営等の特徴的な事例が見られた。
これらの調査結果を踏まえて、JR貨物における今後のIT活用の方向性について提言を行った。



調査報告書
経済と物流の動向

